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<メガホン>バド高橋礼華 意外な一面

女子ダブルスで金メダルを獲得し、抱き合い喜ぶ高橋(右)、松友組=リオデジャネイロ

 「今まで話したことないんですけど…」。彼女は照れくさそうに切り出した。
 5日に仙台市であったリオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)の優勝報告。報道陣から試合前の験担ぎの方法を問われ、高橋は「トイレの個室で、私は強い、って心の中で言うんです。最後の『よし』は声が出ているかも」とはにかんだ。
 意外だった。これまでの取材を通じ、強気で人に弱みを見せないのが高橋の印象。五輪開幕前に現地で「会場がインドネシアの小さい体育館みたい。緊張はない」とけろっとしていただけに、自己暗示をかける姿が想像できなかった。
 本人の言葉通り、コート上の高橋は緊張した様子がなく、堂々としていた。決勝戦の逆転劇も高橋のサーブなしには語れない。
 「最低でもメダルは持ち帰らないといけなかった」と打ち明けたヒロイン。地球の裏にいた「トイレの神様」はほほ笑んでくれた。(剣持雄治)


2016年10月07日金曜日


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