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<飯舘村長選>現新一騎打ち 避難解除争点

 任期満了に伴う福島県飯舘村長選は6日告示され、ともに無所属で、6選を目指す現職の菅野典雄氏(69)、新人で元村議の佐藤八郎氏(65)が立候補を届け出た。投票は16日で即日開票される。
 選挙戦となるのは12年ぶり。村は東京電力福島第1原発事故で全村避難する。避難指示は一部地区を除いて2017年3月に解除予定で、選挙戦では解除の是非や復興施策の在り方が争点になる。
 両候補は村民が多く避難する福島県川俣町に設けた選挙事務所前で第一声を上げた。
 菅野氏は「復興を少しでも前に進めるか、大幅に後退させるかを決める選挙だ。皆さんの一票で古里を守ってほしい」と訴えた。
 避難指示解除の撤回を公約に掲げる佐藤氏は「パフォーマンスの村政ではなく、住民の声を国や東電に届ける」と呼び掛けた。
 村は今年7月、来春の帰還に向けて役場機能を福島市の仮役場から本庁舎に戻した。長期宿泊も始まっており、5日現在で152世帯347人が登録している。
 5日現在の有権者は5270人。開票作業は原発事故後、国政選挙を含めて初めて村内で行われる。

 ◇福島県飯舘村長選立候補者
菅野 典雄69 村長  無現
佐藤 八郎65 元村議 無新


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2016年10月07日金曜日


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