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<福島第1>廃炉状況発信「努力続ける」

壁パネルの撤去が進む1号機について説明を受ける内堀知事(左)=代表撮影

 福島県の内堀雅雄知事は6日、東京電力福島第1原発を視察した。汚染水の発生を減らす凍土遮水壁の施工状況や1号機で進む壁パネルの取り外し作業などを確認。廃炉の進展や汚染水対策について「現状を広く正確に発信できるよう、県として努力を続けたい」と語った。
 現地視察は知事就任直後の2014年11月以来2度目。東電の広瀬直己社長が同行した。東電社員ら約500人を前に「長い道のりだが、避難した住民が安心して帰れるよう安全、着実に廃炉を進めてほしい」と激励した。
 視察後、内堀知事は「簡易な装備で入れるエリアが広がり、作業環境は劇的に向上した」と述べた。遮水効果が表れていない凍土壁などに関しては「東電は全体として結果を出してほしい」と求めた。
 「作業の成果や課題が国内外に十分に伝わっていない」とも語り、情報発信の必要性を強調。16日からは米国を訪れ、復興状況を発信する予定で「自分の目で見た現状を自分の言葉で海外に伝えたい」と話した。


2016年10月07日金曜日


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