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仙台の商店街と山形・西川町 友好条約10年更新へ

 友好条約を結んで物産市開催などの交流を続けている仙台市青葉区の宮町商店街振興組合と山形県西川町が今月、締結10年を記念して条約の更新式をそれぞれの秋祭りで行う。両地域の関係者は「草の根の積み重ねに感謝し、今後も肩肘張らず末永く付き合いたい」と期待を込める。
 友好条約は2006年10月に締結した。振興組合は年に6回ほど、西川町の山菜や野菜を販売する「月山。旬の朝市」を商店街で開催。両地域の恒例行事などで住民が互いに行き来している。東日本大震災では宮町の避難所に、西川町から物資や炊き出しの支援があった。
 条約の更新式は9日に西川町の「まるごと西川 三山祭り」で、15日に青葉区の東照宮である「宮町秋まつり」で実施。宮町商店街振興組合の佐藤広行理事長(54)と西川町の小川一博町長が、西川町産の大根を彫ったはんこで調印する。
 友好条約は、互いの方言で書いた二通りの条文から成る。「いそがしい〜どぎは、お互い無理しねえごど」(仙台弁)「こえずだ!!って決めねえほうがええど思うな〜」(山形弁)など、自然体で楽しく付き合う姿勢を表している。
 両地域の交流は、佐藤理事長の親類が西川町出身という縁で西川町が1997年、初開催の「宮町秋まつり」に出展したのが始まり。佐藤理事長は「友好の歩みを知らない若い世代や新住民も増えた。意義を再確認し、さらに親しくなるきっかけになればいい」と話す。


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2016年10月07日金曜日


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