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<原敬生誕160年>平民宰相の歩み 資料で解説

特別公開される、暗殺された時に着ていた衣服

 平民宰相として知られる岩手県盛岡市出身の原敬(1856〜1921年)の生誕160年を記念した企画展が8日、同市の原敬記念館で開幕する。
 原の生い立ちから新聞記者、外務官僚、政治家に至る生涯を、普段は収蔵庫に保管してある貴重な資料約70点を並べて分かりやすく解説している。
 1921年11月4日、東京駅で刺殺された時に着用していた胸の辺りに血痕が残る衣服を特別公開。身の回りの出来事や政治情勢、暗殺計画の知らせを受けたことなどを記した「原敬日記」全83冊も展示する。
 盛岡藩の士族の家に生まれた原は、19歳で分家し、平民の身分を選んだ。02年に衆院議員に初当選。内務相などを経て18年に首相に選出され、本格的な政党政治を打ち立てた。
 同館の田崎農巳(あつみ)主任学芸員は「資料を通じ、原敬の生き方や考えに触れながら、人間的な魅力を感じてもらいたい」と話す。
 12月25日まで。入館料は高校生以上200円、小中学生50円。11月12日に「原敬入門」と題した講座、同日と10月29日、12月25日には学芸員による展示解説がある。連絡先は原敬記念館019(636)1192。


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2016年10月08日土曜日


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