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<岩手国体>菊池圧勝 円盤投げ

少年男子共通円盤投げ決勝 51メートル61で優勝した菊池

 いわて国体第7日は7日、北上市の北上総合運動公園陸上競技場などで行われ、陸上の少年男子共通円盤投げは菊池颯太(青森・弘前実高)が51メートル61で頂点に立ち、成年男子は米沢茂友樹(岩手・東海大)が2位となった。

 今夏のインターハイで高校歴代2位となる55メートル39を投げた王者の貫禄を見せた。少年男子共通円盤投げで、菊池(青森・弘前実高)が2位に5メートル以上の大差をつける51メートル61で圧勝。「まずまずです」と笑った。
 強風が吹く悪条件の中、1投目に47メートル台を投げると、徐々に記録を伸ばし、風がやんだ4投目から50メートル60、51メートル61と連続50メートル超え。「後半まとめられた」と手応えを語った。
 インターハイの後、大学で円盤がジュニア用(1.75キロ)から一般用(2キロ)に変わる対策として、体重を増やしながらフォーム修正に取り組んだ。ところが「本来の切れがなくなった」と反省。「高校のうちは焦らず今まで通りでいこう」と体を絞る最中だった。
 今大会の陸上で最初の決勝種目。「今年の青森は強い。畑山さん(茂雄、ゼンリン)も岸本さん(鷹幸、富士通)もいるし、流れをつくろう」と、チーム青森の切り込み隊長として、国体を楽しむ余裕もあった。
 卒業後は「強い選手と一緒に練習したい」と円盤投げの強豪・東海大に進学し、世界を目指す。「その前に日本ジュニア選手権(21〜23日)で日本高校記録(56メートル65)を破り、有終の美を飾りたい」と意気込んだ。181センチ、79キロ。(野仲敏勝)

<2位の米沢「最低限の仕事できた」>
 成年男子円盤投げで、地元・岩手の米沢(東海大)が2位。「満足できる結果ではないが、(県勢のトップバッターとして)陸上初日に最低限の仕事はできた」と汗を拭った。
 1投目は緊張から53メートル台と振るわなかったが「想定通り」と焦らず、2投目以降に記録を伸ばした。最終6投目、スタンドから「いわて、いわて」の大合唱が起き、「これは投げないと」と、この日のベスト56メートル98を投げた。
 大学院2年生で、来春修了後は就職して競技を続ける。「日本選手権や国体で優勝できる選手になりたい」と目標を掲げた。

<元王者畑山「国体は最後」>
 成年男子円盤投げで6位だった39歳の畑山(青森・ゼンリン)は試合後、「国体に出るのはこれが最後」と国体からの引退を表明した。
 2005年まで日本選手権を7連覇し、日本歴代2位の60メートル10の記録を持つ国内第一人者。故障が増えたことに加え、この日の少年男子共通円盤投げを制した菊池(青森・弘前実高)という後継者が育ったことを理由に挙げた。
 日本選手権など他大会への出場は未定だが、「競技者として一緒に動きながら後輩に指導できることもある」と選手兼コーチのような立場で競技に携わることになりそうだ。


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2016年10月08日土曜日


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