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<準備宿泊>浪江11月1日から実施提案

 国の原子力災害現地対策本部は7日、東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難する福島県浪江町で、帰還困難区域を除き、11月1日から来年春の避難指示解除まで、帰還に向けた準備宿泊を実施したい考えを明らかにした。二本松市で開かれた町議会全員協議会で説明した。町は受け入れる方針。
 同町では9月1〜26日、夜間滞在を認める特例宿泊が初めて行われた。現地対策本部の後藤収副本部長は「宿泊した住民からの聞き取りで、早期の宿泊再開を求める意見が寄せられた。今月27日に仮設商業施設が開業するなど、生活環境の整備も進む」と述べた。
 協議会後、馬場有町長は「戻りたいという町民の意思を否定できない。帰還を迷っている人も、いつでも戻れるように準備したい」と語った。町は11日に行政区長会を開いた後、国と開始時期を正式に決める。
 特例宿泊を利用した住民は269人で、人口の2%未満だった。


2016年10月08日土曜日


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