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「ゆきむすび」縁結ぶ 消費者と稲刈り交流

黄金色に実ったゆきむすびを刈り取る参加者

 中山間地でのコメ作りを通じて生産者と消費者をつなぐ活動を行う大崎市鳴子温泉のNPO法人「鳴子の米プロジェクト」の稲刈り交流会が1日、鬼首中川原地区であった。プロジェクトのシンボル米「ゆきむすび」を農家と消費者が一緒に刈り取り、交流した。
 ゆきむすびの購入を予定する仙台市の消費者と、プロジェクトに関心を持つ宮城大の学生ら約25人が参加。2006年にゆきむすびを最初に試験栽培した農家高橋正幸さん(76)の水田5アールで、黄金色に実ったゆきむすびの稲穂を鎌で収穫した。刈り取った稲は天日で自然乾燥するため、くいに掛けた。
 春の田植えにも参加した宮城大食産業学部2年櫛田好花さん(20)=仙台市太白区=は「植えた苗がきれいに育ってくれた。稲刈りは初めてだけど、農家の人に教えてもらって楽しくできた」と語った。
 プロジェクトは11年目。今年は昨年と同じ17ヘクタールでゆきむすびを作付けした。昨年は約70トンの収穫があったが、ことしは病害虫や低温による不稔(ふねん)の影響があり、例年より若干減る見込み。
 プロジェクトの上野健夫理事長は「天候に左右されやすく中山間地でのコメ作りは難しさもある。消費者との交流を通してコメの大切さを訴えたい」と話す。


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2016年10月09日日曜日


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