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<富谷市誕生>無線で世界へ「こんにちは」

役場に持ち込んだ機材でハム仲間と交信する会員

 宮城県富谷町は10日午前0時に富谷市へ移行した。新市誕生を記念し、移動臨時局を開設している日本アマチュア無線連盟県支部(佐藤雄孝会長、約1400人)の会員も「世界の仲間に『ありがとう富谷町、こんにちは富谷市』のメッセージを発信する」と張り切る。
 記念局は9月17日、町役場1階の町民交流ホールに開設された。11月6日までの開設期間中、主に週末にメンバーが機材を持ち寄って世界中と交信。開設日以外も、富谷在住のメンバーが交代で交信を担当する。
 コールサインは「8N7T/7」。8Nは日本、7は東北、Tは富谷、/7は東北管内の移動局を意味するという。既にアメリカやロシア、韓国、台湾など10の国と地域、延べ2000を超える交信を記録した。
 交信相手には連盟経由で交信証明書のQSLカードが発行され、交信を呼び掛けると希望が殺到する人気ぶりだ。会員の会社員千田善文さん(54)=富谷市=は「QSLカードは国内外に収集家が多数いる。期間限定の臨時局で、しかも新市とあって希少価値が極めて高い」と話す。
 町内には、モールス信号を発信する装置「電鍵」のメーカー「GHDキー」の本社が所在する。同社製品が広く国内外のアマ無線家に知られ、富谷が「アマ無線の聖地」と称されていることも人気を後押ししているという。
 県支部企画担当の団体職員島正博さん(67)=仙台市泉区=は「9日までは富谷町とのお別れ、10日からは富谷市誕生のお祝いを世界のハム(アマ無線家)に発信し、新市を大いにPRしたい」と意気込む。


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2016年10月10日月曜日


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