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<ひっぽ電力>丸森を再生エネの里に

太陽光発電所を見学する住民と出資者

 丸森町筆甫の住民有志が設立した「ひっぽ電力株式会社」の太陽光発電所の完成記念式が9日、現地で行われた。関係者約50人が出席し、東京電力福島第1原発事故で放射能汚染被害を受けた地域の再興と再生エネルギー推進を誓った。
 目黒忠七社長が「地区の内外から熱い声援をいただいた。きょうを第一歩に筆甫を再生エネルギーの里にしたい」とあいさつ。保科郷雄町長は「環境に優しい発電所が筆甫にできた。安心して暮らせる電気の供給につながってほしい」と述べた。
 太陽光発電所は、旧筆甫中の校庭に太陽光パネル216枚を備える。出力50キロワットで、全量を東北電力に20年間売電する。
 NPO法人環境エネルギー政策研究所(東京)の飯田哲也所長が講演し、「地域から外部に流出する光熱費は地域内の総生産の約5%に相当し、自治体税収に匹敵する。地域内のエネルギー循環は地域経済への効果が大きい」と語った。


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2016年10月10日月曜日


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