宮城のニュース

<岩手国体>かじ付きフォア 宮城惜敗2位

ボート成年男子かじ付きフォア決勝で2位に入った須田(左端)、大元(左から2人目)ら宮城選抜

 いわて国体第9日は9日、北上市の北上総合運動公園陸上競技場などで行われ、ボートの成年男子かじ付きフォアでは宮城選抜が3分10秒42で2位に入った。

◎磐石布陣も逃げ切れず

 盤石の布陣でも、頂点にまたも届かなかった。ボート成年男子かじ付きフォアで宮城選抜は優勝した東京に0秒92差の2位。ここ10年で4度目の結果に、リオデジャネイロ五輪男子軽量級ダブルスカル代表の大元は「勝って終わりたかった」と悔しがる。
 悲願に向け、2年ぶりに参加。所属するアイリスオーヤマの先輩須田と共に国内トップクラスの力を生かし、決勝ではスタートから飛ばした。中間点の500メートルを2位で通過し、終盤にトップの富山を抜いた。
 「当初のプラン通りだった」と須田。大元も「ゴールした瞬間に『勝った』と思った」が、際どく先着したのは猛追していた東京。ラストスパートを仕掛けるタイミングで先を越された。大元は「最後に力負けした」と相手をたたえる。
 五輪の大舞台を経験した実力者ながら、国体の同種目では出場した2度とも小差の2位。「得点が高い種目で一度は勝ちたい」と意気込み、リオから帰国した3週間後から練習を再開して準備を進めていた。「決勝で一番いいレースができた」と言うだけに、悔やまれる結果だ。
 「この結果は『もっと頑張れ』ということかも」。4年後の東京五輪も目指す32歳は雪辱に意欲を燃やした。(原口靖志)
          ◇         ◇         ◇
 いわて国体第9日は9日、北上市の北上総合運動公園陸上競技場などで行われ、陸上成年男子1万メートル競歩はリオデジャネイロ五輪20キロ競歩代表の高橋英輝(岩手・富士通)が38分21秒88の大会新記録で優勝した。少年女子共通やり投げでは桑添友花(宮城・古川黎明高)が51メートル20で3位に入った。少年男子A5000メートルは遠藤日向(福島・学法石川高)が13分58秒35で、少年女子共通1500メートルはヘレン・エカラレ(宮城・仙台育英高)が4分13秒74でそれぞれ優勝した。(23面に関連記事)
 空手の成年形の男子は在本幸司(岩手・ツクバ精密)が決勝で4連覇を狙った喜友名諒(沖縄・劉衛流龍鳳会)を破って優勝した。
 東京の3年ぶりの男女総合優勝(天皇杯獲得)が確定した。開催都道府県が優勝しないのは2002年の第57回大会の高知県以来14年ぶり。


2016年10月10日月曜日


先頭に戻る