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<舘山城跡>伊達氏と上杉氏テーマに特別展

伊達氏と上杉氏の関わりなどを探る特別展

 戦国時代から近世にかけ伊達氏や上杉氏が関わった山形県米沢市の舘山城跡が国史跡に指定されたことを記念する特別展「伊達氏と上杉氏」が、同市の上杉博物館で開かれている。仙台藩祖政宗が米沢を去るまでの伊達氏の歴史と米沢藩主上杉氏との関わりを、文献資料や舘山城跡の発掘調査資料などから探る内容だ。
 伊達氏のルーツから始まり、8代宗遠の時代とされる置賜進出を経て米沢城主となった歴史を時系列で紹介する。古文書や絵図、武具、発掘された遺物など約150点を展示し、舘山城跡に関するコーナーも設けている。
 伊達、上杉両氏の略年表で置賜、米沢地方における当時の動向を分かりやすく示している。図柄が非常に似ている伊達氏と上杉氏の家紋「竹に雀(すずめ)」を、矢の容器「空穂(うつぼ)」と刀筒、蒔絵(まきえ)箱で確認することもできる。
 舘山城跡は今年3月、国史跡に指定された。政宗ら伊達家3代による米沢支配時代(1548〜91年)の中心的な城館跡で、勢力を拡大した1587年からは軍事的、政治的拠点となった。発掘調査では、上杉氏による造営も確認されている。
 特別展は前期が30日までで、後期は11月3〜27日。今月14日までは国宝の金びょうぶが展示されている。期間中、学芸員らによるギャラリートークがあり、同22日には舘山城跡をテーマにした講演会がある。


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2016年10月08日土曜日


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