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<震災5年7カ月>帰り待つ人たちのために

木や石をよけながら手掛かりを捜すボランティアら

 東日本大震災から5年7カ月となった11日、宮城県気仙沼市の一般社団法人「気仙沼復興協会」は気仙沼市本吉町大沢の海岸で行方不明者の捜索を実施した。
 協会が岩手、千葉、愛知各県などから受け入れたボランティアとスタッフの計13人が参加。海岸に打ち寄せられた木や石、ごみをかき分け、不明者につながる手掛かりを捜した。
 長野県松川村からボランティアで参加した無職三宅厚己さん(73)は、定期的に被災地支援に通っている。「いったん支援に関わったので、被災地のことがいつも気になる。帰りを待つ遺族に何か一つでも届けてあげたい」と海岸に目を凝らしていた。
 宮城県警などによると、同県内で1233人、気仙沼市で220人の行方が分かっていない。協会は震災の月命日に合わせてボランティアを受け入れ、不明者の捜索を続けている。


2016年10月12日水曜日


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