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<岩手国体>梅村準V 成年男子ミドル級

ボクシング成年男子ミドル級決勝 第3ラウンド、高橋(左)に左フックを放つ梅村

 第10日は10日、奥州市水沢体育館などで行われ、ボクシングの成年男子ミドル級で梅村錬(岩手・拓大)が決勝で敗れ準優勝だった。少年男子ライトフライ級の坂本達也(青森・青森山田高)も2位。

◎手数及ばず力の差痛感

 新たなステージで力の差を痛感した。ボクシング成年男子ミドル級に初めて挑んだ梅村は、決勝でリオデジャネイロ五輪代表候補だった高橋(愛媛・愛媛県競技力向上対策本部)に0−3の大差で判定負け。今春から名門の拓大で腕を磨く19歳は「まだ自分は弱い」と認めざるを得なかった。
 拓大の先輩に当たる25歳の高橋には、昨年11月の全日本選手権準決勝でTKO負けを喫した。会場の大きな「レン」コールを力に「今度は絶対に勝つ」との意気込みは、巧みな技術にかわされた。
 第2ラウンドからの接近戦。相手に得意の左を防がれ、ボディー攻撃を受けてスタミナを消耗。途中でサウスポーに切り替えて放ってきた左アッパーにも「想定外」と惑わされた。右フックなどで応戦したが、手数で及ばず、「内容は全然駄目だった」と悔しがる。
 岩手・江南義塾盛岡高では国体、全国高校総体(インターハイ)各2連覇を含む5冠を獲得するなど敵なしだった。4年後の東京五輪を目指す成長株は「(高橋)諒先輩のボクシングは勉強になった。スピード、パワー、防御の全てを強化したい」。古里での苦い敗戦を夢へ挑む力に変える。176センチ、75キロ。盛岡市出身。
(原口靖志)


2016年10月12日水曜日


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