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<仙台東西線>検証は2020年度と回答

仙台市役所の本庁舎=2016年1月

 仙台市地下鉄東西線の利用者が予測を下回っていることを受け、市は12日、開業5年後の2020年度に需要と実績の乖離(かいり)を検証する方針を示した。仙台市民オンブズマンの再質問書への回答で明らかにした。
 市は回答書で、国が開始5年後の実施を定める「公共事業の完了後の事後評価」で精査するとした。市が費用便益を分析し、第三者機関が評価するが、それまでは市が利用状況を継続的に分析する。
 市は03年度、開業初年度の利用者を1日11万9000人と予測し、国の事業許可を受けた。12年度の収支計画見直しで8万人に下方修正したが、15年12月の開業後半年間の利用者は約4万8000人(速報値)にとどまる。
 オンブズマン事務局長の畠山裕太弁護士は「5年後の検証は、あまりにのんびりしている。あり得ない対応だ」と批判した。
 回答書では、東西線を含む市の高速鉄道(地下鉄)会計で本年度、一般会計からの補助金と貸付金の見込み額が約26億円に上ることも明らかにした。


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2016年10月13日木曜日


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