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<相模原殺傷>「生きる権利ある」障害者ら訴え

障害当事者や家族が率直な思いを打ち明けた座談会

 7月に起きた相模原市の障害者施設殺傷事件を受け、障害者が率直な気持ちを話し合う座談会が10日、仙台市太白区中央市民センターであり、当事者や家族計約30人が参加した。
 障害者支援団体「CILたすけっと」(仙台市)が主催した。テーマは「殺されていい命なんかない 死んでいい命なんかない」。事件発生以来、同団体には「外に出るのが不安だ」など恐怖や怒りを訴える電話が多く寄せられており、気持ちを自由に表せる場が必要と開催した。
 座談会では、参加者が「障害者はいなくなればいい存在ではない」「周囲に迷惑を掛けることもあるが、人は平等に生きる権利がある。障害と向き合っていく社会を願う」など、それぞれの思いを吐露。障害の有無で分け隔てられることのない社会の実現を訴えた。
 自身も脳性まひの障害がある同団体の杉山裕信事務局長(50)は「互いに気持ちを認め合い、共感することで少しでも不安を取り除きたい。一人で抱え込まず、相談してほしい」と話した。同団体の連絡先は022(248)6054。


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2016年10月13日木曜日


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