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<政活費不正>山形元県議550万円返還へ

 政務活動費(政活費)の不正支出疑惑で山形県議を辞職した阿部賢一氏(64)が12日、山形市のホテルで記者会見し、過去5年間の支出のうち不適正な疑いのある計約550万円を返還することを明らかにした。阿部氏は同日、県議会事務局に収支報告書の訂正届を提出した。
 返還するのは2011〜15年度の政活費から支出した会議費や事務費。飲食の有無が明確に確認できなかったり、事務用品と一緒に私物を購入した可能性があったりする領収書も全額返還対象とした。
 山形県議の政活費は月額28万円。09、10年分については、市民オンブズマン山形県会議が起こした返還訴訟で係争中のため、対象から除外したという。
 阿部氏は「県民に対して申し訳なく、県議会の信用も大きく失墜させた」と陳謝した。
 一方、政活費で会場費を支出した疑いが指摘されていた12年10月の吉村美栄子知事の後援会集会については、調査に当たった弁護士が「知事の女性後援会組織の設立提案はあったが、阿部氏の純粋な県政報告会だった」と趣旨を説明。
 阿部氏は「(事前に)知事と知事の後援会には言っていない」と知事側の関与を否定したが、女性後援会入会のしおりの印刷代支出を記した知事後援会の収支報告書と矛盾している。


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2016年10月13日木曜日


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