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<仙台市教委>いじめ自殺防止 最優先課題に

仙台市役所の本庁舎=20日

 仙台市教委は13日、今後5年間の教育施策の方向性を示す「第2期仙台市教育振興基本計画」(2017〜21年度)の中間案をまとめた。泉区の館中1年の男子生徒が2014年9月にいじめを苦に自殺した問題を受け、いじめ防止や自殺予防、防災教育など児童生徒の心と命を守り育む教育の推進を盛り込んだ。
 中間案では、いじめによる自殺の再発防止を最優先課題に位置付け、いじめのほか東日本大震災など市が近年直面した教育課題に重点的に取り組むと明記。命を大切にし、自己を肯定し相手も思いやる心の醸成や心のケアの継続を掲げた。
 重点課題では、企業と連携した市独自のキャリア教育や学校と家庭、地域が連携する体制づくりへの継続した取り組みのほか、アートによる地域活性化や仙台藩祖伊達政宗が育んだ伝統文化の発信を挙げている。
 中間案は、13年施行のいじめ防止対策推進法や15年の地方教育行政法改正など国の動向を踏まえるとともに、市が15年に策定した教育大綱の理念も反映した。
 今月29日〜11月28日に市民からの意見を公募し、大学教授ら有識者でつくる計画検討委員会が来年1月に最終案をまとめる予定。


2016年10月14日金曜日


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