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<東北大>認知症予防の研究拠点開所

認知症予防研究の必要性を強調した拠点長の川島所長

 認知症のない社会を目指し、文系理系の枠を超えて加齢を研究する「東北大スマート・エイジング学際研究重点拠点」の発足記念シンポジウムが12日、仙台市青葉区の東北大加齢医学研究所であった。発足は1日付。
 学内や企業から約100人が出席。拠点長を務める川島隆太加齢医学研究所長が「認知症予防は世界を救うプロジェクト。大学の強みを生かして基礎研究にさまざまな学問を融合し、包括的な予防システムを提案したい」とあいさつした。
 シンポジウムでは、拠点に加わる脳科学や人間福祉工学などの4教授が講演した。大学院経済学研究科の吉田浩高齢経済社会研究センター長は「日本は急速に高齢化しており、世界の手本になれるかどうかはこれからにかかっている。女性が仕事と子育てを両立できる社会は高齢化の解決のヒントとなる」と述べた。
 拠点は5部門で組織され、十数人の研究者がかかわる。5年後をめどに一人一人の遺伝子情報や生活習慣などに基づいた認知症予防プログラムを開発する。


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2016年10月14日金曜日


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