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<ベガルタ>山田 プロ復帰へ奮闘

プロ復帰を目指してJ1仙台の練習に取り組む山田=13日、仙台市の紫山サッカー場

 元J2松本の選手で、9月に仙台大に在学したままJ1仙台の公式戦に出場できる特別指定選手になったMF山田満夫(22)が、プロ復帰を目指し奮闘している。異色の経歴を持つ山田は「大学在学中に実力を付けて、仙台で必要とされる選手になりたい」と意欲を見せる。
 山田は札幌市出身。北海道・帯広北高3年時に参加したJ2松本の練習で反町監督の目に留まり、卒業後入団した。だが、周囲との実力の差を感じ、一度も公式戦に出場しないまま、退団した。
 「もう一度プロになれた時、しっかりとポジションをつかめるように鍛え直す」。そう決意し、入学した仙台大では、得意のボランチだけでなく、センターバックやFWでも存在感を発揮。8月には全日本大学選抜の台湾遠征メンバーに選ばれ、台湾代表との試合ではセンターバックで出場し、勝利に貢献した。
 現在は仙台大3年生。着々と実績を積んでいるものの、「やはりプロのレベルは高い。何が足りないのか、日々痛感する」と話す。
 仙台での練習で特に驚いたのが、同じボランチの富田のプレーだ。「ボールを奪い切る力。危機察知能力。こぼれ球がどこに来るか見通す力。全てがすごい」。尊敬すると同時に、「自分と同じで、体が大きい選手ではない。見習う点は多い」と目標に据える。
 「仙台で公式戦に出て、いつかお世話になった松本と戦いたい」と力強く話す。決して王道ではないが、山田は堅実に歩んでいる。(狭間優作)


2016年10月14日金曜日


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