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<ツキヨタケ>食中毒相次ぐ 山形で注意報

間違えられることが多い(左から)ムキタケ、ツキヨタケ、ヒラタケ(山形県衛生研究所提供)

 キノコ採りのシーズンを迎え、山形県でムキタケやヒラタケによく似た外見のツキヨタケによる食中毒が相次いでいる。今シーズンの患者は13日までに8人に上った。県はキノコ食中毒注意報を発令し、食用であることが確認できないキノコを決して食べないよう呼び掛けている。
 県内では、7〜11日に上山市や南陽市の男女計8人が、嘔吐(おうと)や腹痛などの症状を訴えた。いずれも原因はツキヨタケで、みそ汁や煮物にして食べたという。
 県によると、山形は2012年からキノコによる食中毒発生件数が全国最多。特にツキヨタケの被害が多く、過去5年間に発生した34件(103人)中、22件(81人)を占める。
 ツキヨタケは傘と柄の境目がつば状に盛り上がっていることと、石づきを縦に裂くと芯に黒褐色や暗紫色の染みがあることが特徴だが、染みは薄い場合もある。特徴的な味や臭いはなく、患者も食べた時点では気付かなかった。
 県食品安全衛生課の担当者は「正確な知識を持たずに採るのは非常に危険。自信がないときは採らないようにしてほしい」と話す。


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2016年10月14日金曜日


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