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東北誘客へ法人設立 15社垣根超え連携

 旅行系ベンチャー企業やIT企業など東北6県の15社は、国内外から東北に観光客を呼び込む事業を企画、展開する一般社団法人を12月1日に設立する。現地ガイドや語学研修など参加企業がそれぞれの得意分野を担当。行政や民間企業から観光事業を受注し、地域の垣根を越えた広域観光サービスを提供する。

 新法人の代表理事にはツアー企画会社「たびすけ合同会社西谷」(弘前市)が就任。副理事に翻訳・留学サポート会社「ライフブリッジ」(仙台市)と外国人向け観光開発の「ビジット東北」(同)、専務理事に地域ガイド事業「アトラク東北」(同)が就く見通し。
 国や自治体、東北観光推進機構などから語学研修事業や海外ブロガー招待事業などを受注し、分野に応じて仕事を振り分ける。東北全体をエリアとした広域的なツアーの提案やガイド予約、プロモーションなどを目指す。
 参加企業のうち、地域商品開発を手掛ける「マイティー千葉重」(仙台市)や「八戸せんべい汁研究所」(八戸市)は、地元食材を使ったグルメなど地域の食のブランド化と販路開拓を検討する。
 ネイルサロン運営の「エンデュース」(仙台市)はアトラク東北と連携し、中国や台湾などアジアの外国人観光客に人気の美容室やエステなどを巡るツアーの企画を予定している。
 ライフブリッジの桜井亮太郎社長は「企業が連携することで、行政の枠にとらわれずに観光客のニーズに合ったサービスが提供できる。ありきたりな観光紹介ではなく、本当にお薦めできる場所を東北の魅力として売り込みたい」と話す。


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2016年10月15日土曜日


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