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<入試のツボ>現実把握し目標設定

◎高校受験・志望校決定(3)

 受験生にとってこの時期は、学校の進路面談で志望校をおおむね確定させるタイミングであり、これからの学習への取り組み方を決める上でも大切な機会だ。目標を高く持つことは大事だが、そろそろ現実を把握し、真剣に対策を練ってほしい。
 志望校を尋ねると、今の学力より高い偏差値の高校を第1志望にしている生徒が多いようだ。「頑張る」「とにかくやる」と言うが、「何を」「どれくらい」「どのように」進めていくかがなければ、目標達成は難しいだろう。
 自分が目標とする志望校まで、今後どのくらい点数を上げる必要があるのかを定めたら、「やるべきこと(アクション)」を細かく「具現化(スモールステップ)」し、目標までの階段をつくる。1日にやるべき行動が数字ではっきり分かるようにするのがポイントだ。
 勉強の計画は無理せずに最低限のラインを決め、必ずこなすことに重点を置く。決めた分量以上を目指すのではなく、常に一定量を継続してほしい。
 勉強の計画は目標期限までの期間を3等分し、その都度見直す。6カ月計画なら2カ月ごと、テスト前3週間なら1週間ごとに計画を見直そう。一定期間継続してから改善や工夫を加えると、結果に結び付きやすくなるからだ。
 テストで思うように点が伸びないときは、計画を見直せばいい。効率よく点数を上げられるところ、苦手なところを子ども自身が把握できるようになれば、毎月着実に歩みを進めることができる。
 この手法は志望校の決定に限らず、将来を見据えた長期的目標にも活用できる。
(個別教室のアップル・三浦美紀子仙台事務局長)=毎週土曜掲載


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2016年10月15日土曜日


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