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<政活費不正>宮城県議長 領収書見つからず

「領収書は見つかっていない」と釈明した中山氏

 県議会9月定例会の閉会に合わせ、中山耕一議長(黒川選挙区)が14日、記者会見し、パソコンなどの購入名目で私的に買ったマッサージチェアの領収書で政務活動費(政活費)を不正受給した問題を巡り、「パソコンの領収書は見つかっていない」と釈明した。
 領収書を取り違えた経緯について、中山氏は「妻や当時の事務担当者に事情を聴いたが確認できなかった。議会の信頼に影響を及ぼし、おわびする」と陳謝。パソコン購入を証明するため弁護士に調査を依頼していることを明らかにした。
 議長職の進退に対する質問には「就任時に約束した議会改革を進めるために頑張りたい」と述べ、辞任しない考えを強調した。
 中山氏は2013年9月、パソコンとデジタルカメラを約20万円で購入したとして半額分の10万円について政活費の支給を受けた。領収書問題の発覚を受けて先月28日、所属する自民党・県民会議を通じて県に全額を返還した。
 会見に先立ち、中山氏は議会各会派の代表者にも説明。共産党県議団の遠藤いく子団長は「パソコンの領収書が見つからない限り、購入は架空だったのではないかという疑いが残る。調査結果を待って対応を検討する」と話した。
 政活費の適切な運用を検討する県議会の議会改革推進会議はこの日、2017年度分の領収書から導入するインターネット公開や使途をチェックする第三者機関の設置を現時点で見送る方針などを明記した中間報告の骨子を各会派の委員に提示した。


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2016年10月15日土曜日


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