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<四ツ谷用水>地表に復活を 市民の会発足

 仙台市青葉区の北六番丁通の地下を流れ、土木学会の選奨土木遺産に認定された水路網「四ツ谷用水」の往時のせせらぎの一部復活を目指す「仙台『桜川』を復活する市民の会」が14日発足し、同区の市市民活動サポートセンターで発会の集いがあった。
 約60人が参加。佐藤昭典代表が「用水の流れを地表に一部でも取り戻せば、歴史文化的な価値にとどまらず、子どもの環境教育の場や新名所になり得る」とあいさつした。会の名称は、かつて用水の周囲に桜が植えられていたことにちなんだ。
 北六番丁通に面した東北大農学部は青葉山キャンパスへ移転し、2018年までに敷地をイオンモール(千葉市)に引き渡す。同社は商業施設などを建設予定で、会は用水を敷地に引き込んで約150メートルの清流が復活するよう働き掛ける。
 四ツ谷用水は仙台城下町を縦横に流れ、総延長約44キロ。明治以降に埋められたり、地下化されたりした。北六番丁通の地下を流れる本流だけが現役で、工業用水道に利用されている。


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2016年10月15日土曜日


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