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<楽天>オコエ 実戦重ね打撃に手応え

打撃で存在感を示すオコエ=13日、宮崎市

 東北楽天の高卒新人、オコエ瑠偉外野手が課題とされ続けた打撃面で成長の兆しを見せている。宮崎県で行われている秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)に参加、これまで出場した6試合で「打つときの感覚がだいぶ良くなっている」と、26打数9安打で3割4分6厘の高打率をマーク。2年目の飛躍を期して、1軍レベルの投手にも対応可能な打撃スタイルを身に付けようとしている。
 13日のオリックス戦では1番右翼で先発出場。第1打席から二塁打を含む3安打と固め打ちし、4打席目となった六回1死満塁の好機でも犠飛で貢献した。
 結果以上に、緩急で打ち取られそうになった変化球をうまくさばけたのが収穫という。これまで、直球か変化球のどちらかにしか対応できず、間合いの取り方が欠点だった。それだけに今回は「体勢を崩された中でも強い当たりを打てた。直球待ちで変化球に対応できた」と手応えを感じた様子だ。
 今季は高卒新人野手で球団史上初めて開幕1軍入りし、51試合に出場。先発が多かった交流戦ではプロ初本塁打を放った。「中堅手として球界で3本の指に入る」と梨田監督も絶賛した躍動感あふれる守備と、走塁でチームの力になった。
 だがその後は、より多く実戦経験を積ませる首脳陣の育成方針により、8月上旬から2軍で課題克服に努めた。平石2軍監督は「球を捉える確率が上がっている。左方向に引っ張りがちだったスイングの軌道も改善されてきた」と成長に目を細める。
 11月の秋季キャンプ(岡山県倉敷市)で梨田監督らに成長した姿を見せるため、オコエは「今はとにかく実戦を重ね、自分を磨いていきたい」と目の前の試合に全力を尽くす。
(佐々木智也)


2016年10月15日土曜日


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