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<青森市長辞職>市議ら「停滞招いた」

臨時記者会見で「アウガ公共化に一定の道筋が立った」と話し、辞職を表明した鹿内市長

 青森市の鹿内博市長(68)が14日、今月末での辞職を正式に表明した。市民や支援者から「やむを得ない」「残念」との声が上がる一方、市長の早期辞職を訴えていた市議らは「市長が決断せず、市政停滞を招いた」と批判した。市長選は11月下旬にも行われることになり、立候補を表明している3氏は選挙戦への準備を加速させる。
 複合商業施設「アウガ」破綻の引責辞任について、青森市の70代男性は「前市長からの問題。市議にも責任がある」と話し、30代女性は「議会との問題が手に負えないように見えた。仕方ないと思う」と述べた。
 鹿内市長の支援者の一人は「副市長2人が辞職し、1人で続けていくことができなかったのだろう」と心情を推し量る。別な支援者は「任期を全うし、市民の信を問う選挙をしてほしかった」と残念がった。
 市長に辞職を求めてきた市議会自民系最大会派の市議は「鹿内市長は決断力がなかった。新市長に市政停滞の解消を期待したい」と述べた。「新市長がアウガに関する方針を撤回したらどうなるのか。現段階での辞任は無責任だ」と指摘する市議もいた。
 市長選への立候補を表明している元総務省職員小野寺晃彦氏(41)は近々、事務所開きを予定。「あいさつ回りや街頭演説を徹底している。市政を前に進めたい」と力を込めた。同じく名乗りを上げた元衆院議員の横山北斗氏(52)は「早急に準備を進める。中心部だけでなく市全域が活性化する政策を訴えたい」と話した。元学習塾経営の高木順氏(46)は「フェイスブックを使って発信に力を入れている」と準備を急ぐ。


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2016年10月15日土曜日


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