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<大的式>魔性はらう会心の一矢

大的の前で精神統一する射手

 直径5尺2寸(約1.6メートル)の的を矢で射る鎌倉時代からの儀式「大的式(おおまとしき)」が15日、仙台市青葉区の県護国神社で奉納された。秋の大祭(23日)の一環で、当時の武士の装束をまとった射手が弓を引いた。
 弓術弓馬術礼法「小笠原流」の門人や、東北大弓道同好会の会員ら約30人が臨んだ。烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の射手6人が2人ずつ前に出て約16メートル先の大的に向け矢を放った。命中すると「当たり」の声が掛かり、観客から拍手が起きた。
 儀式に先立ち、放つと音の鳴る鏑矢(かぶらや)で魔性をはらう「蟇目(ひきめ)の儀」も行われた。
 大的式は1189(文治5)年に源頼朝が実施した弓始めの式に由来し、北海道、東北で催されるのは同神社だけだという。


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2016年10月16日日曜日


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