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<B1仙台>仙台早くも試練3連敗

A東京−仙台 第3クオーター、3ポイントシュートを放つ仙台・石川

 バスケットボール男子、B1東地区の仙台は15日、東京・代々木第二体育館で地区2位のA東京に69−95で大敗し3連敗となった。通算成績は3勝4敗。秋田は秋田市のCNAアリーナ★あきたで千葉に70−82で敗れ6連敗。成績は1勝6敗。7勝1敗で地区首位の栃木は試合がなかった。
 中地区は川崎がSR渋谷を89−74で下し、5連勝を飾った。成績はともに5勝2敗。新潟に66−64で競り勝った三遠が6勝1敗で首位となった。新潟は2勝5敗。横浜は富山を破った。
 西地区首位の名古屋Dは滋賀に67−54で勝ち、5連勝で6勝1敗とした。滋賀は1勝6敗。三河は大阪を76−69、琉球は京都を81−74で下した。
 仙台と秋田は16日も同じ会場で同じ相手と戦う。

A東京(6勝1敗) 95 22−15 69 仙台(3勝4敗)
             27−15
             18−18
             28−21
▽観衆 2705人(代々木)

 仙台は攻守に圧倒され3連敗を喫した。第1クオーター、精彩を欠くA東京の隙を突けずに主導権を逃すと、前半だけで19点差を付けられた。終盤にも猛攻を受け、見せ場をつくれなかった。A東京は松井ら5選手が2桁得点をマークするなど攻撃陣が好調だった。

◎個の力の差歴然

 開幕して1カ月足らずで、仙台とリーグ屈指の強豪A東京の現在地がはっきりと結果に表れた。「40分間集中して、気を抜かずにプレーして、初めて同じ土俵で戦える。十数分間はできていた」。栃木戦から続く大差での3連敗に、仙台の間橋監督は前向きに現実を受け止めた。
 前半を終えて19点を追う展開。「40分間、全員が120パーセントの力を出して、やっと勝負ができる」と言い切る主将志村にとって、あまりにも酷な点差だった。
 同じガードの石川は「向こうが良かったというより、こちらが勝手に崩れた」と厳しい。個の力で上回る相手には組織力で対抗するしか手段はなく「一つのルーズボールに何人が飛び込むのか。もっと泥くさくやらないといけない」と唇をかんだ。
 単純な力の差だけでない。試合序盤、仙台は4点先行したところから連続9失点し、A東京に主導権を奪い返された。勝者のしたたかな姿に、間橋監督は「隙を見逃さない力がある」と思わず舌を巻いた。
 体格差や技術を含め、ある程度の劣勢は覚悟の上。国内最高峰リーグの厳しさを早くも突き付けられたが、「悲観はしていない」と監督。差を詰める時間は十分残っている。(剣持雄治)

<まだ試行錯誤>
 仙台・間橋健生監督の話 相手のプレッシャーに対応し切れなかった。(選手起用は)まだ試行錯誤であり、調子のいい選手を使っている。前週の課題に日本人と外国人の意識の差があったが、今回は選手がボールをうまく回したことで日本人の得点につながった。

<片岡、今季初の2桁得点>
 片岡が日本人最多の13点をマークした。今季初の2桁得点と気を吐き「チームが苦しいときに踏ん張り、引っ張りたい」と話した通り、20分に満たない出場時間の中で力を発揮した。
 個の力での勝負に走らず、「ボールと人を動かすことを意識した」と攻撃を引っ張った。奮闘したものの、劣勢を覆す起爆剤とはならず「(結果を)真摯(しんし)に受け止めたい」と硬い表情で振り返った。


2016年10月16日日曜日


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