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<仙台市電>開業90周年 写真と絵で今昔紹介

南町通と東一番丁の交差点付近を走る市電=1974年、庄子喜隆さん撮影

 大正末期から半世紀にわたって仙台市内を走り続けた市電の懐かしい写真などを飾る催し「祝!! 仙台市電開業90周年 写真と水彩画で見る今昔物語16景」が28日から、仙台市青葉区の東北工大一番町ロビーで開かれる。11月2日まで。
 市電は1926(大正15)年11月、仙台駅前と西公園間、荒町間が開業。その後循環線、長町線などが開通し、最盛期の64年ごろには年間3600万人を運んで市民に親しまれた。
 自動車が普及し、渋滞の多発や乗客減に悩まされたため76年3月に廃止。代わって地下鉄南北線の整備構想がスタートした。
 催しは、今年が開業から90年と廃止から40年の節目に当たることから、宮城野区の印章店経営庄子喜隆さん(58)、青葉区の画家柴田治さん(52)ら市電ファンが企画した。
 庄子さんは70年代に運行風景を撮影した写真16枚を展示。柴田さんは写真の撮影場所を全て訪れ、現在の風景を描いた水彩画16枚を写真と対比する形で飾る。
 歴史を振り返るパネルや開業・廃止時のニュースを報じた河北新報などを並べるほか、運行風景を撮影した動画も流す。
 29日午後2時からは一番町ロビー2階の会議室で座談会を開く。庄子さんが画像を交えて市電の思い出を語った後、柴田さんらが発言する。柴田さんは「写真と水彩画を見比べ、街並みの移り変わりを感じ取ってほしい」と話す。
 入場無料。展示時間は午前10時〜午後7時。市電の車両のペーパークラフトを来場者に1人1枚配る。連絡先は庄子さん022(256)2340。


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2016年10月16日日曜日


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