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野球場など利用再開 津波被害の海岸公園

一部利用が再開された野球場。近くに避難の丘(写真奥)が設けられた=仙台市宮城野区蒲生

 東日本大震災で津波被害を受けた仙台市沿岸部の海岸公園のうち、宮城野区蒲生地区にある野球場と若林区荒浜地区のパークゴルフ場の一部利用が15日、5年7カ月ぶりに再開された。
 野球場は6面のうち、少年野球やソフトボール用の2面が今回使用可能になった。南側に1010人が駆け上がれる高さ10メートルの「避難の丘」をつくり、避難路も確保。パークゴルフ場は23ホールのうち南側の9ホールが利用でき、近くに190人収容の避難の丘を設けた。
 海岸公園は被災後にがれき置き場となり、2014年11月から復旧工事が行われている。震災前の野球場は1日平均200人が利用した人気施設で、早期再開を求める声が多かった。
 市によると、蒲生地区と荒浜地区の残りの施設は来年夏ごろまでに、若林区井土地区の冒険広場や馬術場は18年度の全面利用再開を目指す。
 野球場であったオープニングセレモニーで奥山恵美子市長は「スポーツの中心地として、前にも増して市民に喜ばれる公園になるといい」とあいさつした。引き続き地元の少年野球チームによる練習試合が行われ、子どもの元気な声が響いた。


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2016年10月16日日曜日


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