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日本酒酵母など研究成果を発表 秋田県食品センター

さまざまな製法のしょっつるを試食し、研究成果を学ぶ参加者

 秋田県総合食品研究センターの試験研究成果発表会が、秋田市の交流施設「アルヴェ」であった。同センターの醸造試験場や食品加工研究所の研究員が、劣化しにくい清酒酵母の開発などの研究成果を披露した。
 醸造試験場の渡辺誠衛主席研究員は、日本酒の海外輸出を目的にした「AKITA雪国酵母」の開発経過を発表。輸送や店頭で時間が経過してもフルーティーな香りとフレッシュな味を保てるよう、アルコール耐性の強化や泡の生成を抑えたことを説明した。
 食品加工研究所の塚本研一主席研究員は、しょうゆこうじ、米こうじを用いたしょっつるの研究成果を解説した。魚の身だけを使って雑味を抑えた「吟醸しょっつる」、タラ、サワラなど魚種別に醸造した製品の分析結果を述べた。
 成果品の試飲試食や、日本酒を題材にした漫画の原作者で作家の増田晶文さんの講演もあり、参加者は地元の食品の伝統と可能性に触れていた。


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2016年10月16日日曜日


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