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<白石市長選>刈田病院どう再建 2新人舌戦

山田裕一(やまだ・ゆういち)75年11月17日生まれ、白石市出身。白石工高卒。クリーニング業の傍ら07年から白石市議3期。白石青年会議所理事長などを歴任。
沼倉昭仁(ぬまくら・あきひと)69年4月14日生まれ、村田町出身。法大大学院修了。衆院議員秘書を経て07年から白石市議2期。白石ユネスコ協会理事を務める。

 任期満了に伴う宮城県白石市長選は16日告示された。立候補したのは、ともに無所属新人で元市議の山田裕一氏(40)と沼倉昭仁氏(47)。現職風間康静氏(55)の引退で新人同士の一騎打ちとなり、両陣営は名前の売り込みに懸命。赤字体質の公立刈田総合病院の立て直しを軸に、選挙戦初日から激しい舌戦が繰り広げられた。

◎中核病院と連携図る 山田氏/専門家チームを構築沼 倉氏

 山田氏は東町1丁目の事務所前で第一声を上げた。約200人を前に「私の政治活動の原点は笑顔。皆さんと一緒に、笑顔あふれる新しい白石をつくろう」と力を込めた。
 市議9人、推薦する自民、公明両党の国会議員、県議が出席。一條一平後援会長は「ここに来て相手に追い付き、互角に立った。力を結集し、次の高みへ押し上げよう」と呼び掛けた。
 前回、現職に686票差に迫った沼倉氏は、大手町の事務所近くで約150人を前に第一声。「山積する課題に対応が遅れ、閉塞(へいそく)感につながっている。市民の安心安全を守るのが自分の政治理念だ」と訴えた。
 市議5人や衆院宮城3区の民進党立候補予定者が駆け付けた。日下強後援会長は「各地区で支持が増え、浸透している。いい戦いができる」と自信を見せた。
 刈田病院は常勤医不足に加え、市が本年度の一般会計から総額の1割に当たる約16億円を繰り入れるなど厳しい経営が続く。両氏は第一声で、最優先課題に掲げた。
 山田氏は「大河原町のみやぎ県南中核病院と連携し、仙南17万人の医療圏で最善の地域医療を提供する」と強調。沼倉氏は「専門家を交えた対策チームを立ち上げるなど、病院経営のプロに任せる体制をつくる」と主張した。

 ◇白石市長選立候補者
山田裕一氏40 自営業  無新(自・公推)
沼倉昭仁氏47 契約社員 無新


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2016年10月17日月曜日


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