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<にゃんとワンポイント>責任と自覚を持って

(左上)生後約40日が経過したカニーンヘンダックスフントの子犬=仙台市泉区のブリーダー「ピースヒップ」(右下)保護され新たな飼い主を待つ子猫たち

 これから1年間、犬と猫を中心に、ペットと付き合っていく上でのしつけや留意点について、習性や生態の解説を交えながらお話ししていこうと思います。

◎飼い始める前に

 環境省によると、2014年度に全国で殺処分された犬は約2万匹、猫は約8万匹にも上ります。飼い主は「絶対に捨てない」を肝に銘じ、責任を持って飼育するようお願いします。
 犬や猫はかわいい一方で費用がかかります。この点でも自覚が必要です。まずは迎え入れる準備として、ケージやサークル代などに2万〜5万円かかります。
 健康管理で最初に行うのが「おなかの虫下し」です。寄生虫を母親からもらっている可能性があるため、薬を飲ませます。感染症予防の混合ワクチンは、基本的に生後2カ月目と3カ月目に注射します。犬は各5000〜8000円、猫は5000円前後です。
 以後も定期的なワクチン接種が欠かせません。4〜11月は蚊が媒介して心臓に寄生するフィラリアと、ノミ、ダニの予防が大切です。体重により1シーズン1万〜2万円になります。
 毎日の生活で重要なのは食事です。栄養バランスが取れた高品質のフードを与えることで、病気のリスクを格段に減らすことができます。トイレシートと猫用の砂も必需品となります。
 事故や病気の医療費も想定しなければなりません。高額となる費用の負担軽減のため、月数千円でペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
 準備を除いた年間飼育費は、犬が15万〜20万円、猫は10万〜15万円と、決して少額ではありません。大切なペットに、いつまでも健康でいてもらうための必要経費と思ってください。(川村動物クリニック院長 川村康浩)
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 仙台市在住の4人の獣医師が、犬と猫の飼い方をアドバイスします。


2016年10月07日金曜日


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