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<にゃんとワンポイント>選択肢三つ注意点も

譲渡会の開催を知らせるチラシ。各地の動物愛護施設などで定期的に開催されている

 これから犬を飼うに当たり、どこから迎え入れるかについては皆さんも悩むところではないでしょうか。主な選択肢として(1)ペットショップ(2)ブリーダー(3)地域で開催される譲渡会−の三つが挙げられます。

◎犬の入手先

 どれが一番良いということはありませんが、それぞれに注意点や特長がありますので説明していきます。
 まず、ペットショップは生後50日程度という幼い犬たちが搬入される点で、健康状態が不安定になりがちです。管理が行き届いた店を選びましょう。
 ブリーダーの子犬は、母犬やきょうだい犬たちとの生活を通じて十分に教育を受けており、しつけしやすい性格に育てられています。しかし、中には世話が大変だから早く手放したいというブリーダーもいるので、気を付けましょう。犬の権利を認め、人間との共存が進むドイツでは、3カ月は親元から子犬を離さないのが常識です。
 譲渡会は年齢がまちまちで、性格もしつけで改善されないことがありますが、家族に合った犬に出合える可能性もあります。
 飼うスペースにケージやサークルを設置しておきましょう。室内飼いならばトイレやペットシーツも必要です。
 個人的な意見ですが、飼いやすい犬種が存在します。室内飼いで攻撃性のほとんどない犬種として、キャバリア・キングチャールズ・スパニエルとパグを挙げておきます。チワワやポメラニアンはとても小さく、骨格、性格ともに繊細です。プードルやダックスフントは元々猟犬で、気性が激しい面を持っています。
 ただ、きちんとしつければ全てが素晴らしい犬種です。以上のことを踏まえた上で新しい家族を迎え入れる参考にしてみてください。(川村動物クリニック院長 川村康浩)


2016年10月14日金曜日


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