山形のニュース

<モンテ>体張りピンチしのぐ

後半、攻め上がる山形の松岡(左)

 ディエゴが後半43分に退場した直後、5分のロスタイムが表示された。数的不利の山形はゴール前の守りを固め、東京Vの攻撃に備えた。割れるような山形コールがスタジアムを包む中、クロスやドリブルで攻め込まれるたびに、ボールをはじき出し、体を張ってピンチをしのいだ。
 主審の笛が響く。長くしびれるような5分が終わった。石川は疲労をにじませながら「みんなで90分間集中力を切らさず、最後までプレスをかけることができた」と勝因を挙げた。山形に厳しい判定が出た場面でも、選手たちの落ち着いたプレーが目を引いた。
 ボールを回しながらチャンスをうかがう東京Vに対し、山形の守備は終始安定していた。運動量が豊富で守りにたけたアルセウ、松岡、川西を中盤に配置。前線やサイド、DF陣と連動しながら詰め寄り、パスコースを消した。相手の動きが鈍ると数人で囲んでボールを奪い、攻撃に転じた。
 4試合ぶりの白星だが、J3自動降格の最下位とは勝ち点差6のまま。苦しい状況に変わりはない。攻守に活躍した松岡は「声援に後押しされ、勝利できた。これからも失点ゼロ、勝ち点3を目指し、J2にとどまる」とサポーターに誓った。(須藤宣毅)


2016年10月17日月曜日


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