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震災遺児支援ジャズに乗せ 結成45年バンド

コンサートに向けて練習する「ジャイブ・ユニティ・ジャズ・オーケストラ」のメンバー

 仙台市を拠点に活動するアマチュアビッグバンド「ジャイブ・ユニティ・ジャズ・オーケストラ」が21日、仙台市太白区文化センター楽楽楽ホールで結成45周年記念コンサートを開く。東日本大震災の震災遺児を支援する慈善公演として、会場で寄付を呼び掛ける。

 バンドは1971年に結成され、医師や教員、宮城県警OBなど20〜70代のメンバー20人で構成。年3回のコンサートが活動の中心で、2000年以降は犯罪被害者の支援を目的に慈善公演を開いてきた。
 近年は震災遺児の支援にも力を入れている。40周年記念コンサートは震災による混乱で開けなかったため、次の節目となる45周年記念コンサートの開催はメンバー全員の悲願だった。
 今回はジャズのスタンダードナンバーから玄人好みのデューク・エリントンの「イン・ア・メロー・トーン」まで、幅広く選曲するという。元県警刑事部長で事務局長を務める阿部信三郎さん(66)は「誰もが楽しめるコンサートにしたい」と話す。
 ゲストにトランペット奏者の市原ひかりさんとアルトサックス奏者の纐纈(こうけつ)歩美さんの2人のプロを招き、ステージに花を添える。
 震災から5年半がたち、公演を通して薄れがちな被災者支援への関心をもう一度高める狙いもある。収益金の一部と募金は、県の「東日本大震災みやぎこども育英基金」に寄付する。
 午後6時半開演。チケットは前売り2500円、当日2800円。連絡先は事務局090(5352)3992。


2016年10月18日火曜日


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