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<奇跡の一本松>傷癒やし 冬を待つ

高所作業車を使い、「奇跡の一本松」の枝葉を補修する作業員=17日午前11時20分ごろ、陸前高田市

 東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」で、定期点検の作業が17日に終わった。8月の台風10号による被害箇所も修復され、冬に備えた。
 一本松は台風の暴風雨で30センチほどの枝1本が折れ、多くの葉が落ちた。枝と葉は補修され、幹は塗装し直した上でフッ素加工を施した。
 一本松は枯死したことからレプリカで復元され、2013年7月に完成した。復興のシンボルも劣化が進み、梅雨明けの時期と秋に点検が行われる。
 作業に当たった乃村工芸社(東京)の橋場典彦チーフ(57)は「末永く見ていただくため、しっかり守っていきたい」と話した。(写真部・佐々木浩明)


2016年10月18日火曜日


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