山形のニュース

<山形強盗殺人>被告の男 無罪主張

 山形市の山林で、同市東青田2丁目、職業不詳柴田健太さん=当時(29)=を殺害し財布などを奪ったとして、強盗殺人罪などに問われた同市東青田3丁目、無職樋渡聖弥被告(26)の裁判員裁判の初公判が17日、山形地裁であった。
 被告は強盗殺人、死体遺棄について「殺意も金銭トラブルもなかった。共謀もしていない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
 検察側は、殺害を実行したとされる山形市、無職大槻一亮被告(27)=強盗殺人罪などで起訴=らとの共謀共同正犯の成立を主張。遺体を埋めるため山林を下見したり、柴田さんの衣服から財布を取り出すなどしたとして「積極的に関与し、重要な役割を果たした」と述べた。
 弁護側は、樋渡被告に柴田さんを殺す動機がなく、大槻被告らと殺害をうかがわせるようなやりとりをしていないことを強調。「現場に居合わせた恐怖感と大槻被告に逆らえないという気持ちから、従属的な行為と言える」と反論した。
 起訴状などによると、樋渡被告は大槻被告と山形市、派遣社員大宮真緒被告(27)=一審懲役25年、控訴=と共謀して2014年10月29日ごろ、同市八森の山林で柴田さんの首をナイフで刺すなどして殺害。遺体を遺棄し、奪った財布に入っていたパチンコ会員カードを使い、パチンコ店から約53万円相当の景品をだまし取ったとされる。


関連ページ: 山形 社会

2016年10月18日火曜日


先頭に戻る