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<平沢大河>飛躍期し攻守強化

ティー打撃に汗を流す平沢=16日、宮崎市

 ロッテの平沢大河内野手(仙台育英高出)がプロ1年目の今季を、「これが良かったという収穫はあまりなく、たくさんの課題が見つかった」と振り返る。ドラフト1位で入団し、高卒新人ながら1軍でプレーしたが、壁にはね返され定着できなかった。来季の飛躍を期し、経験を糧に攻守の強化に取り組んでいる。
 現在は宮崎県で行われている秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)に参加している。試合と練習を重ねる野球漬けの日々に「やるべきことはいろいろあるが、目的を持って練習ができている」と充実感を漂わせる。
 今季は1軍に2度昇格したが、出場23試合で打率1割4分9厘、0本塁打、3打点の成績に終わった。主に2軍で実戦を積み、プロとしての土台を築くのに専念した。山下2軍監督は「打撃と守備の欠点はほとんどない。プロの投球と打球のスピードに慣れるのが課題」と指摘する。
 この秋は、「スイングの軌道を根本的に変える」と打撃改善に励む。速球に振り遅れず、変化球への対応力を高めるのが狙い。バットが体から遠回りして出ないように意識することで、「球を力強く捉えられるようになりたい」とフォーム固めに力を注ぐ。
 遊撃の守備は基本の徹底に重点を置く。今季は記録上失策にならなかったが、「投手の足を引っ張るミスが多かった」と反省する。捕球に入る姿勢や送球に移る動作を見直し、堅実な守備の習得に意欲を見せる。
 持ち前の向上心で地道に課題を克服していこうとする姿勢は変わらない。「来季は今季より1軍の試合に多く出場したい」と目標達成にまい進する。(佐々木智也)


2016年10月18日火曜日


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