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<友好都市>岩沼市と袋井市、震災支援が縁

2015年の植樹祭に訪れた原田市長(右から2人目)

 宮城県岩沼市は、東日本大震災以降に多大な支援を行ってきた静岡県袋井市と友好都市として提携する。袋井市で29日に始まる東海道袋井宿開設400年記念祭に合わせ、両市長が提携書にサインする。両市は「提携を機に、さらに交流を深めていきたい」と話す。

 友好都市提携の調印式は29日、袋井市内の特設ステージで開かれる。両市長が提携書にサインするほか、友好証をお披露目し、市の旗を交換する。岩沼市では11月3日に提携の報告会を行う予定で、鈴木茂袋井副市長が訪問する。
 袋井市の原田英之市長は東北大出身で、一時期、岩沼市内に下宿していた。その縁もあり、袋井市は震災5日後から岩沼市に支援物資の供給を開始。2012年4月からは職員の長期派遣も始め、現在も下水道関係の事業を支えている。
 両市の小学生が袋井市内で合同宿泊体験をしたり、岩沼市が沿岸部に造成中の「千年希望の丘」の植樹祭に袋井市も参加したりと、震災支援をきっかけとして相互交流も進んだ。16年には初めて、小学5、6年生のサッカー選抜チームが袋井市で同市のチームと熱戦を繰り広げるなど、裾野も広がってきた。
 菊地啓夫岩沼市長は「静岡はサッカーの聖地。子どもたちを中心に新しい交流をしていきたい」と語り、原田市長も「岩沼市とは地形が似ているので、交流するうちにいろいろな共通点が見えてくるだろう」と楽しみにしている。


2016年10月19日水曜日


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