宮城のニュース

歴史や自然…街の「お宝」地図で紹介

地域に根差したマップの出来栄えを確かめる住民たち=仙台市太白区の中田市民センター

 仙台市太白区の中田、東中田、柳生の3市民センターで活動する住民が連携し、中田地域を4地区に分けて魅力を伝える地図「お宝マップ」を作った。歴史遺産や自然環境、商店といった見どころをカラー写真で紹介。街歩きや小中学校の授業に活用するのが目的で、企画した住民グループは「地元に愛着を抱くきっかけになればいい」と話している。
 マップは「中田西部」「中田」「中田中部」「東中田」の4種類。それぞれA2判の一枚物で、折り畳んで持ち歩ける。各地図に約20カ所のお薦めスポット、街歩きのモデルコース、恒例行事を載せた。
 住民十数人による「お宝マッププロジェクトチーム」を地区ごとに結成。土地ならではの特色を掘り起こし、街の撮影や地図の編集に取り組んだ。
 メンバーの協議で、柳生和紙工房、創業300年の老舗菓子店「安寿(やすず)屋」、宝林寺と境内の樹木、落合観音堂などを選び出した。
 4枚のお宝マップのエリアはほぼ、1941年に仙台市と合併した旧中田村に当たる。JR東北線の踏切で東西が分断された形になっている住民同士の交流を促す狙いもある。
 「中田西部」を手掛けたプロジェクトチームのリーダー針生真由美さん(42)は「身近な街に多くの発見があり、興味とやりがいを感じた。新住民も増えたので次世代に語り継ぐ価値ある資料になる」と語る。
 各1000部印刷。街歩きイベントで参加者に配る。連絡先は中田市民センター022(241)1459。


関連ページ: 宮城 社会

2016年10月19日水曜日


先頭に戻る