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<福原愛>愛らしい姿 盛大な祝福

児童の首に銅メダルを掛けて一緒に記念撮影する福原選手(右)=18日午前、仙台市若林区の東六郷小

 「愛ちゃんスマイル」に歓声が上がった。リオデジャネイロ五輪卓球女子団体で銅メダルに輝き、2大会連続でメダルを獲得した福原愛選手(27)=ANA=が18日、古里の仙台市を訪問。県と市の表彰式に臨んだほか、東日本大震災で被災した小学校で交流会に参加し、多くの祝福を受けた。
 県庁では1階ロビーで約500人が出迎えた。庁議室で村井嘉浩知事から特別表彰の賞状に加え、台湾代表の江宏傑選手(27)との結婚祝いとして玉虫塗のワイングラスが贈られた。特別表彰はリオ・パラリンピック車いすラグビー銅メダルの日本代表主将の庄子健選手(36)=BNPパリバ証券、仙台市=も一緒に受けた。
 福原選手は「五輪直前に仙台で合宿し、メダルに結び付いた。幼い頃から支えてくれた多くの人に感謝したい」とあいさつ。村井知事は「メダルと結婚の二重の喜び。福原選手は県民の宝だ」とたたえた。
 仙台市役所前のロータリーでは、奥山恵美子市長から「賛辞の楯(たて)」を贈られた。奥山市長は「全身全霊で戦う姿は日本中をくぎ付けにし、古里の仙台を思う心は市民に感動を与えた」とねぎらった。式典には約800人が集まり、青葉区の主婦佐藤美佐子さん(40)は「卓球をする娘にサインを頼まれて来た。愛ちゃんがかわいらしかったと伝える」と声を弾ませた。
 震災後から交流を続ける若林区の東六郷小(児童8人)では児童や保護者ら約30人が歓迎。福原選手は児童全員の首にメダルを掛けて記念撮影し、太鼓演奏やゲームを楽しんだ。同校は被災によって本年度末で閉校する予定で、6年庄司アリアさん(12)は「支援していただいたことは忘れない」と感謝した。


2016年10月19日水曜日


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