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<台風10号>岩手の災害廃棄物2年で処理

災害廃棄物が山積みになった岩手県岩泉町中里の仮置き場=18日

 台風10号豪雨で被災した宮古市、久慈市、岩手県岩泉町で発生したがれきなどの災害廃棄物について、岩手県は18日、2年以内の処分完了を目指す指針を明らかにした。岩泉町役場で開いた県と被災3市町との連絡会議で示した。
 県によると、11月中に被災家屋周辺に残っている災害廃棄物を生活圏から離れた仮置き場に搬出し、被災から2年を目標に埋め立てなどの最終処分を完了させる計画。
 3市町がそれぞれ、実行計画を策定する。県は早期の処理完了につなげるため、ほかの市町村のごみ処理施設でも廃棄物を受け入れるよう調整する。
 これまでに発生した災害廃棄物は推計で、宮古市が7500トン(仮置き場5カ所)、久慈市が1万6000トン(同2カ所)、岩泉町は1万3000トン(同3カ所)に上る。
 今後の被災家屋解体で出る廃材や流木、土砂は含まれておらず、総量はさらに増加する見込み。県は分別やリサイクルで減量に取り組む方針。
 県環境生活部の津軽石昭彦部長は「災害廃棄物の処理は生活再建の前提となる作業。一日も早く完了するよう全力を挙げて取り組みたい」と話した。


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2016年10月19日水曜日


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