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<FM補完放送>東北、青森放送へ予備免許

予備免許通知書を手に持つ一力社長(左)と岡野直樹局長

 東北総合通信局は18日、東北放送(仙台市)と青森放送(青森市)に、AM放送をFMで常時流す「FM補完放送」の予備免許を交付した。災害に備え情報提供を強化し、都市部の難聴対策としても活用する。
 東北放送は、仙台市若林区荒井にあるAMの送信所が東日本大震災の津波で被災し、一部地域で聴取できない期間があった。FM補完中継局は太白区八木山香澄町の本社敷地に設ける。
 出力5キロワットで周波数は93.5メガヘルツ。県内のほぼ全域、約85万世帯をカバーする。来年春の運用開始予定。
 青森放送は五所川原市に中継局を設置。出力1キロワット、周波数91.7メガヘルツ。青森市や黒石市などの約30万世帯が対象。来年秋に運用開始する。
 同通信局で18日、それぞれ交付式があった。記者会見した東北放送の一力敦彦社長は、FMの高音質を生かし新たなリスナー獲得を目指す考えを示し「ラジオから離れていたリスナーらにアピールできる絶好の機会になる」と語った。
 東北では秋田放送(秋田市)が2015年3月にFM補完放送を開始。予備免許交付済みのIBC岩手放送(盛岡市)は本年度内、ラジオ福島(福島市)は来春の放送開始を予定する。


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2016年10月19日水曜日


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