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<大川小>統合18年4月に変更

 東日本大震災の津波で児童と教職員計84人が犠牲となった宮城県石巻市大川小(児童29人)を同市二俣小(93人)に統合する計画案について市教委は19日までに、2017年4月と提示していた統合時期を18年4月に変更する方針を決めた。
 市教委によると、保護者から「閉校の準備を考えると来年は早すぎる」などの意見が出ていた。既に大川小の保護者や大川地区復興協議会のメンバーには伝えた。地域住民を対象にした説明会も23日に開く。
 校名は統合先の「二俣小」とし、二俣小の校舎をそのまま利用する。「大川小の文化や歴史の伝承に配慮してほしい」という保護者や地域住民の声を踏まえ、教員や保護者らで組織する準備委員会を設立する方向で調整するという。
 市教委は11月の市教育委員会で計画案を諮り、統合を正式に決定する。
 大川小は12年3月に定めた被災小中学校の災害復旧整備計画で移転新築の方針だったが、児童数の回復が見込めず、仮設校舎を置く二俣小と統合する案が浮上。6月に保護者や住民への説明会を開き、統合時期などを再検討していた。


2016年10月20日木曜日


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