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<高校ラグビー>仙台育英圧勝 石巻工は逆転

仙台三−石巻工 後半26分、石巻工・神橋(右)が左サイドを突破してトライを決め、31−28と逆転する

 第96回全国高校ラグビー大会宮城県予選は19日、利府町の県サッカー場で準決勝があり、仙台育英と石巻工が決勝に進出した。
 仙台育英はバックス陣が次々トライを決め、102−0と仙台を攻守で圧倒。石巻工は後半に3トライを奪い、仙台三に33−28で逆転勝ちした。
 決勝は23日午前11時から、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われる。

 ▽準決勝
仙台育英102−0 仙台
石巻工 33−28 仙台三

<3連続トライで流れ引き寄せる>
 石巻工が14−28の後半14分からロック鈴木らの3連続トライで仙台三に逆転勝ち。木田監督は「残り15分の走力は自信があった。逆転可能な差につけてくれた」と選手をたたえた。
 相手の鋭いタックルに苦しんだが、「倒れずパスを出す練習の成果を出そう」(鹿野主将)と修正し、後半途中から流れを引き寄せた。鈴木に続いて17分に1年生ウイング武山が「思い切ってゲインするのが持ち味」と自陣から独走トライ。26分にはフルバック神橋が逆転トライを奪った。
 決勝進出は3年連続。相手は20連覇中の強豪仙台育英だが、木田監督は「決勝に行き続けることでチャンスは生まれる」と期待した。

<仙台「相手とスピードに大きな差」>
 仙台は、仙台育英のバックス陣を止められず、16トライを喫した。伊藤監督は「スピードに大きな差があった」と完敗を認めるしかなかった。
 開始早々、パスミスからボールを奪われ、トライを許すと、素早い展開に対応できずに失点を重ねた。それでも、終盤に得意のモールで攻め込む場面をつくり、田口主将は「点は取れなかったが、悔いはない」と涙をこらえながら語った。
 昨年同様、仙台育英に大敗したが、2年連続の4強入り。伊藤監督は「公立校でよくここまで頑張った」と選手たちをねぎらった。


2016年10月20日木曜日


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