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<盛岡バスセンター>保存改修は困難 市回答

9月末に営業を終え、11月に解体を予定する盛岡バスセンター

 老朽化のため9月で営業を終えた盛岡市中ノ橋通の路線バスターミナル「盛岡バスセンター」を巡り、解体が予定される建物の保存を求める市民有志団体の公開質問状に対し、市は19日、「建物の保存改修は困難」とする回答を示した。
 質問状は近隣住民や学識経験者でつくる「盛岡バスセンターから考える会」など4団体が提出。市が土地と建物を取得して保存改修を検討するよう要望した。
 市は建物の解体について「運営会社が安全上の観点から必要と判断したもので、やむを得ない」と回答。再整備する新たな複合施設に関しては、バスセンターのデザインや景観を取り入れる方針を示した。
 市市街地整備課の佐藤秀公課長は「歴史は残しながら、市街地の活性化につながる施設整備を進めたい」と話した。回答書を受け取った同会の細川智徳共同代表は「建物の価値を理解してもらえていない。本格的に解体されるまで保存を訴え続けたい」と話した。
 バスセンターの運営会社によると、解体工事は20日に始まり、来年2月末まで続く。市は解体後の土地を約5億円で取得。4〜5年後をめどに、民間と連携してバスターミナル機能を有する複合施設を整備する。


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2016年10月20日木曜日


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