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<クマ被害>事故時に連携 対策会議設置へ

 秋田県鹿角市で5〜6月にツキノワグマに襲われ男女4人が相次いで死亡した事故を受け、岩手県は19日、同様の事例が県内で発生した場合に自治体や警察、専門家らによる対策会議を設ける方針を決めた。関係機関が速やかに情報共有を図り、被害拡大を防ぐ。
 同日の県ツキノワグマ保護管理検討委員会で示した。人がクマに襲われ死亡するなど重大事故が起きた際、県や市町村、県警、森林管理署、猟友会、学識経験者による対策会議を設置。現場周辺の入山規制や注意喚起の徹底、人を襲ったクマの特定と早期の駆除など初動対応を強化する。
 県によると、県内のツキノワグマの目撃情報は4〜9月で2873件と過去最多。人的被害は15件発生して17人がけがをした。検討委は、11月から1年間の捕獲上限数を342頭から363頭に引き上げることも確認した。
 県自然保護課の清水一夫総括課長は「岩手はほぼ全域がクマの生息域で、鹿角のような事故が起こる恐れがある。2次被害を防ぐためにも対策を徹底したい」と話した。


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2016年10月20日木曜日


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