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球児の写真ネットNG 山形県高野連が警告文

山形県高校野球連盟が球場内に掲示した警告文=19日、山形県中山町

 山形県高校野球連盟が、個人が撮影した選手の写真や動画をインターネットやツイッターで公開するのを禁止する警告文を、球場内やホームページ(HP)に掲載した。肖像権や著作権の侵害に当たるというのが理由だ。
 19日、秋季東北高校野球の決勝戦の会場となった同県中山町の球場。「許可された報道関係以外の写真・VTR撮影を禁止します」とのプラカードが掲示され、赤字のテロップが電光掲示板に流れた。
 山形県高野連はバックネット裏やベンチ上方などを撮影禁止エリアとし、HPの警告文は「禁止エリアから撮影している場合は退去を命じることもあり得る」。
 県高野連によると、警告は昨年の秋ごろからHPに小さく載せていたが、ネットにアップされた写真や動画を使ってマネジャーが非難されたケースが他県であったため、秋季東北大会に合わせて大きくした。
 岩手県滝沢市の会社員大里純啓(よしひろ)さん(49)は「生徒のプライバシーを守るためには賛成。でも球場に毎回行けるわけではないので、ツイッターで見られないのは残念」と語る。
 山形県高野連の江口理博(みちひろ)理事長は「個人で楽しむには問題ないが、不特定多数が見られるネットで生徒が誹謗(ひぼう)中傷の的になる恐れもある」と指摘。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「公式戦の様子を主催者の許可なく公開するのは原則禁止。不特定多数が写真や映像を見られる状態は遠慮してほしい」と話す。


2016年10月20日木曜日


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